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ケープを巻いてダッカールで髪をブロッキングしている女性 応用編

サロン気分を自宅で!ホーユーが教える、
ホームカラーを成功させる
4つのTips|ビューティラボのご提案

ホームカラー未経験者やビギナーの方にとって「ムラになったらどうしよう」「髪が傷みそう」といった不安はつきもの。この記事では、手軽なホームカラーでサロン気分を味わうための代表的な「4つのTips」をご紹介します。ヘアカラーのプロであるホーユーが伝える正しい知識や推奨する泡のタイプのヘアカラーを楽しむためのコツを身につければ、仕上がりはもっときれいになるはず。ぜひ参考にして、サロン気分の満足感を自宅で体験してみてください。

01 これが重要!まずはホームカラーとサロンの違いを理解しよう

  • ビューティラボ/シフォンベージュの髪色をして毛先を指でつまんで微笑んでいる女性
  • ホームカラーを成功させるには、まずはサロンでのヘアカラーとの違いを正しく知ることが大切です。ここでは技術や環境といったポイントから、それぞれの特徴を見ていきましょう。

薬剤や専門技術にどんな違いがあるの?

サロンでは、美容師が一人ひとりの髪質やダメージレベルに合わせて、複数の薬剤を調合して色を作ります。対して「ビューティラボ」に代表されるような市販のホームカラーは、誰が使っても一定の染め上がりになるよう、安全性を考慮した設計になっているのが大きな違いです。どちらがよいということではなく、目的や設計思想が異なっているのです。

ビューティラボ ホイップヘアカラー

道具やシャンプー台など環境の違いもチェック

サロンでは専用の道具を使用することで塗りムラなどが発生しづらく、また、シャンプー台などの特殊な設備があるため、すすぎ残しなく薬剤を洗い流すこともできるのが特徴です。ホームカラーでは鏡を見ながら自分で作業し、シャワーで洗い流すため、こうした設備の差が仕上がりに影響することも。プロがカラーリングをしてくれるサロンと自宅では環境が同じではないことを理解しておくのも大切です。

どちらを選ぶ?重視したいポイントで決めよう

それぞれの違いを理解すると、自分に合った方法が見えてくるのではないでしょうか?コストを抑えたいときや、好きなタイミングで気軽に染めたい場合はホームカラーが便利ですし、一方、デザイン性の高い複雑なカラーに挑戦したい場合などは、サロンでプロにお願いするのが安心かもしれません。

02 【ホームカラー成功のためのTips.1】ヘアカラーを均一に塗る/染めるために知っておきたいテクニック

ホームカラーでサロンのような仕上がりを目指す第一歩は、薬剤を均一に塗布することです。そのための準備や、プロも実践する基本的なテクニックをご紹介します。

染める前にこれだけは準備しておこう

カラーリングを始める前に、必要なものを手元に揃えておくとスムーズです。事前の準備が、焦らず落ち着いて作業するためのポイントになります。

鏡:正面用に加えて、後ろや見えにくい箇所の髪の仕上がりを確認できるよう、2枚の鏡で映し合う「合わせ鏡」スタイルにできると便利です。

前開きの服(汚れてもよいもの):洗い流す際に髪へ触れず脱ぎやすいよう、ボタンやファスナーで前から開けられる服が適しています。

床や洗面台用のカバー:新聞紙やビニールシートを敷くと、薬剤の飛び散りや落下による汚れを防げます。

輪ゴム:手袋の袖口を輪ゴムで留めると、作業中にずり落ちてくるのを防げてストレスなく進められます。

ティッシュペーパーやコットン:薬剤が顔などについてしまったときに、すぐに拭き取るために手元に置いておきましょう。

ヘアクリップ(ダッカール):髪をブロックごとに分けて固定(ブロッキング)するために使います。複数用意すると作業がスムーズです。

時間管理用のタイマー:染色時間は仕上がりに直結します。キッチンタイマーやスマートフォンで計測しましょう。

油性の保護クリーム:顔のまわり、耳、えり足などに塗っておくと、カラー剤の付着を軽減することが期待できます。

  • ケープを巻いてダッカールで髪をブロッキングしている女性
  • ブロッキングが仕上がりを左右する

    髪をいくつかの束に分けて留めておく「ブロッキング」は、塗りムラを防ぐためにとても重要な工程です。髪全体を一度に塗ろうとすると、時間がかかり染まり具合に差が出てしまいます。あらかじめ髪を4〜6つのブロックに分けておくことで、スピーディかつ的確に薬剤を塗ることができ、結果的に均一な仕上がりにつながります。

  • ケープを巻いて手袋をした手でビューティラボを後頭部に塗布している女性の後ろ姿
  • なぜえり足から?染まりにくい場所から塗る理由

    髪をムラなくきれいに染めるには、薬剤の反応スピードの差を考慮して塗布することが重要です。えり足や後頭部は顔まわりより皮膚温度が低く、さらに髪が太く密集しているため薬剤が浸透しにくい部位です。ここから先に塗ることで反応時間を確保でき、最後に体温が高く染まりやすい顔まわりなどを仕上げると、色ムラの少ない均一な仕上がりになります。

03 【ホームカラー成功のためのTips.2】泡のカラーの特性を理解して極上のホイップを!

  • ケープを巻いて手袋をした手でビューティラボを手に持って微笑んでいる女性
  • 手軽で人気の泡のカラーですが、その効果を最大限に引き出すには「泡の質」が重要です。正しい泡の作り方と、その泡がもたらす効果について解説します。

泡は量と弾力が命!推奨される泡立て方とは

泡のタイプの商品を使う際は、容器を規定の回数、しっかりと振って泡立てることが大切です。泡の量が少なかったり、弾力がなかったりすると、髪全体に行き渡らずムラや染まり残しの原因になってしまいます。説明書を確認し、弾力のあるきめ細かなモコモコ泡をたっぷりと作ってから塗布を始めましょう。

きめ細かい泡が根元まで届きムラを防ぐ

質の良い弾力のある泡は、液だれしにくく、髪の根元や内側など、自分では見えにくい部分にもしっかりと密着してくれます。髪1本1本を包み込むように泡が行き渡ることで、薬剤が均一に作用しやすくなります。これが、泡のカラーで染めムラを防ぎ、きれいな仕上がりを目指せる理由のひとつです。

ビューティラボ ホイップヘアカラー

04 【ホームカラー成功のためのTips.3】時間と温度の管理を徹底して理想の髪色を手に入れる!

  • ケープを巻いてビューティラボを髪全体に塗布した状態でスマホを見ている女性
  • 薬剤が髪に作用する「放置時間」と「温度」の管理は、狙い通りの髪色を実現するために欠かせない、非常にデリケートで重要な工程です。

規定の放置時間を守ることがもっとも大切

「もっとよく染まるかも」と指定の時間より長く置きすぎたり、逆に自己判断で短くしたりするのは避けましょう。放置時間が長すぎると髪に不要な負担をかけてしまい、短すぎれば染まりが不十分になる可能性があります。商品の説明書に書かれている時間は、その薬剤がもっとも効果的に作用するよう設計された時間なのです。ただし、髪質が硬めの場合や、もみあげやえり足などの染まりにくい部位に関しては、プラス5分を目安に、様子を見ながら時間を追加してもOKです。

室温を一定に保つと染まりムラを防げる

ヘアカラーの化学反応は、温度に影響を受けます。たとえば、冬場の寒い浴室などで染めると反応が鈍くなり、染まりが悪くなることがあります。室温を20~30℃に設定してカラーリングをおこなうことで、薬剤がよりムラなく作用しやすくなり、仕上がりの安定が期待できます。

05 【ホームカラー成功のためのTips.4】きれいな髪色をキープするためにはヘアカラー後のケアをお忘れなく

  • ビューティラボ/ピスタチオアッシュの髪色をして微笑みながら髪にドライヤーをかけている女性
  • きれいな髪色を一日でも長く楽しむためには、染めた後のアフターケアがとても重要になります。ご自宅でできる簡単なケアのポイントをご紹介します。

アフターカラー美容液を活用しよう

商品には、染めた直後に使うアフターカラー美容液が付属しているものもあります。カラー後の髪はアルカリ性に傾き、キューティクルが開きやすいデリケートな状態です。付属のケア用品は、髪の状態を整え、キューティクルの補修をサポートする役割があります。

カラー後の数日間はどんなケアを心がける?

染めたての髪はとてもデリケート。染料の流出を防ぐため、髪が濡れている時間はできるだけ短くすることが大切です。お風呂上がりはすぐにタオルドライし、ドライヤーで素早く乾かしましょう。また、洗浄力の強すぎるシャンプーはキューティクルを開かせ、色落ちの原因になりやすいため、カラーヘア用に設計された商品や、マイルドな洗浄力の商品を選ぶのがおすすめです。また、補修ミルクや補修オイルの活用も、髪を健やかに保ち、色持ちをよくするためにおすすめのTipsのひとつです。

06 4つのTipsで自宅でもサロン気分の仕上がりに

今回は、ホームカラーを成功させるための4つのTipsをご紹介しました。サロンとの違いを理解して、少しのコツを意識するだけで、ご自宅でのヘアカラーはもっと楽しく、満足のいくものになるはずです。ぜひ、プロの視点を取り入れたセルフケアで、理想の髪色を手に入れてください。